JCDAで受験して合格された方の声です。
KM様
【受験回数】2回
【私が受講したのはコレ!】
・ キャリアコンサルティング個別クリニック
・ 技法別マンツーマントレーニング かかわり行動/質問編
・ 「主訴・問題の把握」集中トレーニング
淡々とした対応から「心を動かす」カウンセリングへ
私が一番苦労したことは、クライアントの話を聴いてカウンセラー自身が「心を動かす」ことです。
私は試験に合格するために、カウンセリングをテクニックでやろうとしていました。
例えば、「とりあえずクライアントの発言を言い返して、共感していることを表現しよう」「クライアント独自の価値観が現れたキーワードが出たら、とにかくつかまえて深堀りするんだ」「感情を表す言葉が出たら、逃すな」など、「クライアントがこんな発言をしたら、こんなふうに質問しよう」と形式的に考えていたのです。
つまり、クライアントの話した言葉だけを追いかけ、クライアントの心には関心を寄せていませんでした。だから、クライアントの話に淡々と対応するカウンセラーだったのです。
キャリアスタジオでは、カウンセラーとしてクライアントの話に集中して、自身が「心を動かす」ことの大切さを教えていただきました。そのようなカウンセラーの心構え、態度がなければ、スキルもノウハウも意味がないのかもしれない。考えをこのように変えて、少しずつ「心を動かす」カウンセリングができるようになりました。
そして、キャリアスタジオの学習で一番役立ったのは、クライアントの主訴・問題を把握するトレーニングです。カウンセリングではクライアントには自由に話してもらいたいと思う反面、話の展開を見失い、「この先どうなるんだろう」と、とても不安な気持ちになっていました。クライアントの話の中で、どこにフォーカスしたらいいのか、いつどこをどれくらい深めたらいいのか、全くわかりませんでした。だから、クライアントの話を表面的にしか聴けず、沈黙や堂々巡りが多くなります。それが怖くて、とりあえずクライアントが答えやすそうな無難な質問をしてみたり。。。
だから、キャリアスタジオの「主訴ファースト」の考え方はたいへん役立ちました。主訴(と思われる)を軸に話を深めるコツを、ロープレの中で体験しながら学ぶことができたのです。「主訴・クライアントの問題とは何か」ということから、主訴を軸にして話を深めるコツを丁寧にご指導いただきました。
このトレーニングによって、クライアントが自由に話しても(話さなくても)不安になることなく、余裕を持ってクライアントの話を聴くことができるようになりました。その結果、クライアントの主訴を把握できるようになったと思います。
また、サポートページも役立ちました。その魅力は、キャリアスタジオといつでもつながっているという安心感です。
サポートページでは自分のロープレ動画をいつでも視聴することができます。自宅に帰ってから自分のロープレを振り返ると、理解不足に気がついたり、新たな疑問が生まれたりしました。そんなとき、いつでも質問できるサポートページはたいへん心強いのです。
サポートページに質問を書き込むと、先生から丁寧で分かりやすい回答が帰ってくるので、モヤモヤが解消され学びが定着します。
このように、いつでもどこでもキャリアスタジオとつながっているから、安心して試験勉強を進めることができました。
キャリアスタジオは、カウセリングの本質を学びたい方にお勧めです。
私は、カウンセリングの勉強をする中で、いつの間にか試験に合格することが目的になっていました。「どうやったら合格基準に達するのか、何かノウハウがあるはずだ」と考えていました。結局、カウンセリングをテクニックだけでやろうとしていたのです。その結果が不合格でした。(その後、キャリアスタジオに駆け込みました)
キャリアスタジオでは「カウンセリングとは何か」を考えるところから始まります。基本となる、カウンセラーとしての心構え、態度、本質を意識して学ぶことができました。
合格できた今は、それが結果的に合格への近道でもあり王道だったのではないかと思います。もちろん、トレーニングの中には、合格するためのスキルやノウハウもいっぱいです。
キャリアスタジオでカウセリングを学べば学ぶほど、その奥深さと難しさを感じます。
一方、カウセリングは人の役に立ち、社会に貢献できるのではないか、私はそんな期待を本気で実感しています。
もっと学びたい、もっと経験を積んでクライアントの力になれるキャリアコンサルタントになりたい!
まだまだ、キャリアカウンセリングの入り口を覗いたに過ぎませんが、キャリアスタジオでの学びを通じて、そんな気持ちになりました。本当にありがとうございました。