No. 009 夫婦で取り組むキャリアプロジェクト
〜 老後だってキャリア。夫婦で考える場を提供します 〜
キャリアは個人だけのものではない
これまでのキャリア開発は、個人を対象に考えられてきました。しかし実際は、多くの人が家族とともに人生を歩んでいます。望むと望まざるとにかかわらず、家族一人ひとりが互いのキャリアに大きな影響を及ぼしあっているのです
キャリア設計も “パートナー” として
特に夫婦間では、近年女性の就業率も高まり、夫・妻それぞれの役割が家庭・社会とも従来とは大きく変化しています。 したがって、夫婦の場合のキャリア設計は「夫・妻が別々に考えるのではなく“互いに影響を及ぼしあい、成長しあうパートナー”として、ニーズや思いを共有しあいながら行う」のが今後の主流になると予想されています
変化を認識する
しかし、結婚当初はほぼ一致していた「夫婦としての互いの役割」や「相手に期待していること」は、時間の経過とともに変化しています。これは当然のことなのですが、長い年月をともに暮らしているうち、見過ごされがちです。まずは、「互いに変化している」というこの事実を認識することが大切です
互いの理解から始まる
そのため、コースは「互いに変化した役割やそのことに関する思い」を共有することから始まります。
通常、キャリアを設計する際の重要事項には、「結婚に対する満足度」「子育てについての考え方」「自己効力感」「仕事への熱中度合い」「ストレス」「公共のサポート体制」「時間管理」「健康」などがあります。このコースは、それらを念頭に置きながら、さらにキャリアとジェンダーの大家であるサニー・ハンセンの理論(統合的人生設計)を基に、夫婦が互いをより深く理解し、今後の方向性を共有できるようにデザインしました。
このセッションで、「成長しあうパートナーとの恊働作業」をスタートしてください